流石にくどい

今日が白交じりの青い空だったとしても、ぼくの見上げる景色はみんなとは違っていたんだ。みんなには雲ひとつない快晴に見えても、ぼくにだけはいつも頭上に雲があったんだ。そう、いつもだ。ぼくの空から白い水蒸気みたいなもやもやが無くなることはなかった。たまに他の場所に浮かぶ雲も見つけることはあったけど、それだっていつかは風に吹かれて流されていた。でもぼくのは違っていつもそこにあった。あるときは形を変え、はさみや黒板消しの形になってね。
いつまでも晴れないと思っていた。梅雨の粘りついた天板のように、ぼくをいつまでも不快にさせるんだと思っていた。それでも良かったんだ。かたつむりみたいに、殻に篭れたから。あれはあれで、居心地良かったんだぜ。

かたつむりにとってはね。
結局のところ、ぼくはかたつむりじゃなくて、どうしようもなく男の子なんだよ。あいつらは両性具有だって話だしさ。だからきみがぼくの雲を追い払ってくれたとき、初めて光を見れたとき、本当に良かったんだ。
ともかく、それでぼくはここにいるんだ。もう見上げる空に翳りなんてない。今ならきみのこともすっかり見れるって、そう思う。




◆とかなんとか

そういうの書けたら書きたいですけど、如何せんシュークリーム分が足りない。


近所じゃヒロタのシュークリームないんですよね。こっちにはないのかな。たべたいなー。