「じゃあ軽く二、三回世界を救ってやるか」
前時はまるでピクニックに行こうか、というときのような気軽さで告げた。

◆ピクニックへいこう
というのはお馴染みの慣用句……ではないですが、案外よく見られる(偏見)比喩表現。

なるほどピクニックという平穏な行為で、前出の異常な行いの落差を際立たせるテクニックだと思います。

でも自然破壊が叫ばれる昨今、ピクニックってそこまで平穏な行為なのでしょうか。
わたくし十ウン年生きて来ましたが、ピクニックって行ったことないです。周りの交友関係が希薄とかゆーな。
いずれにせよピクニックってあんまり身近じゃないと思うのですよ。
むしろピクニック≒登山はナメちゃいけない、という先入観すらあります。
早起きして◯◯クンのためにお弁当作らなきゃいけないし、そもそも◯◯クン誘わなきゃだし……><
ほら大変!

以上の点を踏まえた上で、こう推敲するべきだと考えられます。


◆前時は外出が面倒なのでピクニックない。

日頃の悪行が祟ったせいか、数日程熱とゲロを出して寝込んでいました。

うう……寒気がする……この調子で8月になったらどれだけ寒くなるんだ……


モバマス

携帯電話をついにスマートフォンに変更し、三十二番目ぐらいにやったのがモバマス、通称アイドルマスターシンデレラガールズの開始です。

所詮ソーシャルゲームなんて腹も膨れねぇぜ、と鼻で笑っていたのですが、生来の二次元好きとちまちましたこと好きのせいですっかりドツボにはまってしまいました。

内容については、案に違わず「面白い?」と聞かれれば「かわいい!」と返すような内容ですが、いやはやかわいいは正義とはよくいったものよ。

なんと私の持ちネタである無職ネタが使えなくなりそうな勢い。

それに伴い、私のハンドルネームをM-aetokiからY-aetokiに変更しません。Mが無職のMであるといった事実などは一切無く、有職……つまり『やえとき』という非常に古めかしくもかわいらしい、まさに和風テイストな呼び方に変えて頂く必要もございません。



友人の結婚式へ参列しに、こっそり関西まで戻っていました。おっぱい山の辺りです。

特にスピーチなどはしませんでしたが、胴上げはされました。私が。この私が。44kgの! 体重が。宙を舞いました。あれ、裾を引っ張る人がいないと予想以上に怖いので、皆様もし胴上げする際には、ひとつ心の隅に留めておいてください。


新郎から三度にわたって「なんで結婚したのかわからない。宗教をやっている女には気をつけろ」と告げられたことが……おやっ、誰か来たようだ

花粉を感じる季節になって来ました。
今日はまだ少なかったようですが、数日前はだいぶ来ていましたね。花粉実況サイトとかを見たわけではないので、あくまで私の鼻レーダーによる主観ですが。
ともあれ、現に痒いのだからどうしようもない。ズルズルのズルです。鼻からとろ〜りとした蜜が垂れてきて、非常にいやらしい。

「鼻の蜜」を「花の蜜」と勘違いした蝶々が蜜を吸いに来れば微笑ましいものですが、集まるのはいい年こいて鼻汁をじゅるじゅるさせる二十代男性への奇異の眼差しのみ。
冷たい風が鼻汁に染みますね。


巷で話題かどーかは知りませんが、新宿2丁目にある女装サロンに行って参りました。

悪いオトナ二人(少なくとも私はそう思っています)に連れられ無理やり……やぁん。

さてこちらのお店、男性と女性で料金が違いまして、当然女性のほうが安いです。で、この女性には女装も含まれているわけですな。ただし来店時に女装してないとダメ。
「こういうルールだから」という名目で、女装して大通りを歩けるのだからたまりませんね。たまりませんでした。

無論店内に衣装も揃えているので、手ぶらで行ってもオーケーなのが嬉しいところ。

さて、何を隠そう数週間前から衣装を新調するぐらい気合を入れていた私ですが、一番楽しかったのは店にあったバニーガールです。細身を通り越して貧相とも評される身体に絶妙なフィット。アンド網タイツ。オッサンが好むのもわかります。
しかしまあ、ああいうコスチウムを最初に考えた人の頭はだいぶポルノいですねえ。


◆そういえば

店にウィッグ忘れたらしい。ふむん。

コミティア103、お疲れ様でした。
中でも当サークルに足を運んでくださった皆様がた、ありがとうございます。


実は前日に「生まれてきてごめんなさいペーパー」を半ば深夜のノリで制作していたのですが、いざ当日になってみると恥ずかしくて渡せませんでした。
深夜のノリで作ったものだったから……ねっ?
そもそもこれまでペーパー配布したのは、驚くべきことに第一回目のみ。私が不慣れなのも当然といえましょう。



ところで今回の新刊、題材が題材、そして表紙もまんまド直球であり、手に取られたかたの層がいつもと違っていたように感じられます。いろいろなかたに触れてもらえるのは、実際創作冥利に尽きるのですが、私どうにも心配症なタチでして。
いかにもそれっぽい将棋同人誌でしたが、蓋を開けてみれば、いままでのゆる〜い青春路線(なにそれ)となんら変わりありません。本格的なオジサマ同士の白熱した戦いを想像されていたのであれば、落差に心臓発作を起こすこと間違いないでしょう。
ちょ、ちょっとその辺が……。見解の相違とかなければよいのですが。

これが翼人ヒロインに決めポーズ取らせて、指の先にちょこっと駒を抓ませるような表紙だったら、また違う結果だったことは確かです。いいかわるいかは別として。


なお次回の簾餅は、コミティア104に……出る……かもしれま……出ない……? わからん!!

オンライン締め切り当日に、「今日はオンライン締め切り当日であるぞ」と偶然思い出していたら、オンライン締め切り当日に参加します。

現在プロットを立てているのが『二人組の魔法少女の最終話後の話(もちろん一次創作)』ですが、別のものになるかも。
何かをキメて作ったかのような意味のわからないコピー本を発作的に出すかもしれませんが、最終決定は後ほど。

サークル『簾餅』は来月行われますコミティア103に謹んで参加いたします。
サークルスペースは「に17b」です。
新刊『翼のある金将』を持って行きます。A5サイズ、48ページ。いつもながらの小説本です。

簡単なあらすじ。翼人のいる世界の将棋部の話です。弱小将棋部になんか翼のある女の子が来た。ナンデ!?

少し前の記事にも書いたような書かなかったような気がしますが、翼人という非日常の人類が、私達の身の回りに溢れているものでわいわいするのはいいものです。キーワードは親近感です。ごめん嘘。

――などといった、創作がそろそろ現実逃避の意味を帯びてきているわたくし前時が辿り着いた「あーじゃあもう異世界に逃げるしかねーじゃん」の発露。そんな感じの小説になっているといいな。


実は新刊は既に入稿済みです。早割を活用すると、このように晴れやかな気持ちで参加報告できるのでおすすめ。ちなみにいま最高の気分です(午前3時)(酔)