「じゃあ軽く二、三回世界を救ってやるか」
前時はまるでピクニックに行こうか、というときのような気軽さで告げた。

◆ピクニックへいこう
というのはお馴染みの慣用句……ではないですが、案外よく見られる(偏見)比喩表現。

なるほどピクニックという平穏な行為で、前出の異常な行いの落差を際立たせるテクニックだと思います。

でも自然破壊が叫ばれる昨今、ピクニックってそこまで平穏な行為なのでしょうか。
わたくし十ウン年生きて来ましたが、ピクニックって行ったことないです。周りの交友関係が希薄とかゆーな。
いずれにせよピクニックってあんまり身近じゃないと思うのですよ。
むしろピクニック≒登山はナメちゃいけない、という先入観すらあります。
早起きして◯◯クンのためにお弁当作らなきゃいけないし、そもそも◯◯クン誘わなきゃだし……><
ほら大変!

以上の点を踏まえた上で、こう推敲するべきだと考えられます。


◆前時は外出が面倒なのでピクニックない。